トリックテイキングゲームに関するwikiです。

スカート(Skat)

・プレイ人数 3人 
・プレイ時間 60分程度
・難易度 A 上級向け

ドイツが発祥の3人専用のトリテ。(4人の場合は1人が交代で抜ける)

使用するカードはトランプの52枚から 2〜6 を抜いた32枚で行う。

絵札の呼称にはドイツ独特の特徴がある。
通常クイーンは「Q」だがスカートでは「D」となり、ジャックは「J」ではなく「B」となる。
ジャックの「B」は常に切り札扱いとなるなど、非常に特殊ルールが多い。

3人に10枚づつ配り(配り方にも特徴がある)、2枚は伏せて中央に置いておく。
(この2枚を「スカート」と呼ぶ)

ルールはマストフォロー
複雑なビッドシステムがあり、ビッドによって切り札やルールが指定される。

ビッドは単純に数値を宣言するだけだが、それで目指すべき「目的」が決まる。
手順を踏んでビッドを上げて行き、最終的に高いビッドを宣言した者が親となる。
他の2名は親の目的を阻止することが目的となる。

親は場に伏せられた2枚のカード(スカート)を手札と入れ替える事が出来る。
入れ替えずに「ハンド」で勝負することも可能。

トリックで勝つとカードを獲得するが、各カード毎に以下のようにポイントが決まっている。
A - 11ポイント
10 - 10ポイント
K - 4ポイント
D - 3ポイント
B - 2ポイント
9,8,7 - 0ポイント (wikipediaより)

親は総ポイント120ポイントの半数、61ポイント以上の獲得「シュピール」を目指す。
親以外の2名は協力して親にポイントの高いカードを取られないようにプレイする。

更にゲームのパターンとして以下の要素がある。

手札の入れ替えをしない「ハンド」
トリックを取らない「ヌル」
手札をオープンする「オープン」
90ポイント以上獲得する「シュナイダー」、
開始前にシュナイダー達成を宣言する「シュナイダー宣言」
全トリックを獲得する「シュワルツ」
開始前にシュワルツ達成を宣言する「シュワルツ宣言」

トリックプレイ終了後にポイントやゲームパターンに応じて得点を細かく計算する事になる。
カードのポイントと計算する得点とは別モノであることに注意。
前提として61ポイント以上を獲得できないと親の負けだが、計算の結果ビッドした得点に達しない場合も負けで失点となる。

強いカードを上から順に何枚持っているか・・・または持っていないか・・・などの状況によっても得点が変わる。
複雑かつ多岐に渡る得点ルールが満載で、これを覚える事が最初の難関となるだろう。


ルールの詳細はwikipediaなど、各サイトを参考にされたい。


トリテゲーム集 へ戻る

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます